「エックスサーバー」を検討していると、関連キーワードに並ぶ「高い」という言葉が気になって、申し込みに踏み切れない方は少なくありません。スタンダード12ヶ月契約で月額1,100円という価格は、月額500円台の格安サーバーと比べれば確かに割高に見えます。
ただ、エックスサーバーが他社より一方的に高いわけではなく、含まれる機能まで合わせて見れば価格相応、むしろ割安に振れる場面もあります。契約期間の選び方や特典の使い方を工夫すれば、月額単価をさらに下げることも可能です。
この記事では、エックスサーバーの全プラン料金、他社レンタルサーバー3社との比較、安く使う4つの方法、見落としがちな追加料金、支払いまわりのよくある質問までまとめました。料金面で迷っている方の判断材料として活用してください。
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エックスサーバーは本当に高い?他社レンタルサーバーとの料金比較

エックスサーバーが本当に「高い」のかどうかは、他社レンタルサーバーと並べてみると見えてきます。WordPress運用で人気の主要3社と料金を比較しました。

主要レンタルサーバー4社の料金・初期費用比較表
最短契約と12ヶ月契約の月額料金、初期費用を横並びでまとめます。料金はすべて税込みの通常料金(キャンペーン適用前)です。
| サービス名 | プラン | 月額(最短契約) | 月額(12ヶ月契約 通常料金) | 初期費用 |
|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー | スタンダード | 1,320円(3ヶ月) | 1,100円 | 無料 |
| ConoHa WING | ベーシック(時間課金月額上限) | 1,452円 | 1,452円(キャンペーンによって15%~55% offになる場合あり。詳しくはこちら) | 無料 |
| ロリポップ! | ハイスピード | 1,430円(1ヶ月) | 1,045円 | 無料 |
| さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 660円(毎月払い) | 550円 | 無料 |
通常料金の月額で比べると、エックスサーバー(1,100円)はConoHa WING(1,452円)より安く、ロリポップ!ハイスピード(1,045円)とほぼ同水準です。「単純に高い」という印象とは違う数字が並ぶのがポイント。
ここからは各社との違いを1社ずつ整理します。
エックスサーバーとConoHa WINGの料金比較

ConoHa WINGはGMOインターネットグループが運営するレンタルサーバー。管理画面のわかりやすさと処理速度で人気を集めています。エックスサーバーと並んでWordPressブログ初心者の定番候補です。
主な項目を横並びで整理します。
| 項目 | エックスサーバー(スタンダード) | ConoHa WING(ベーシック) |
|---|---|---|
| 月額(最短契約) | 1,320円(3ヶ月) | 1,452円 |
| 月額(12ヶ月通常) | 1,100円 | 1,452円 (キャンペーンによって15%~55% offになる場合あり。詳しくはこちら) |
| 初期費用 | 無料 | 無料 |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD | 300GB SSD |
| 自動バックアップ | 標準(無料) | 標準(無料) |
| 無料独自SSL | 標準 | 標準 |
| 永久無料ドメイン | 最大2つ | WINGパックで2つ |
| 無料お試し | 10日間 | なし |
エックスサーバーとロリポップ!の料金比較

ロリポップ!は、月額121円〜の格安帯から本格運用向けのハイスピードプランまで、5段階のプランを揃えるレンタルサーバーです。
WordPress運用の基準となるエックスサーバー(スタンダード)と、ロリポップ!(ハイスピード)の主な違いを整理します。
| 項目 | エックスサーバー(スタンダード) | ロリポップ!(ハイスピード) |
|---|---|---|
| 月額(最短契約) | 1,320円(3ヶ月) | 1,430円(1ヶ月) |
| 月額(12ヶ月通常) | 1,100円 | 1,045円 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 |
| 自動バックアップ | 標準(無料) | 7世代バックアップは440円/月の有料オプション |
| 無料独自SSL | 標準(Let’s Encrypt) | 標準(独自SSL)/クイック認証SSLは2,016円/月〜 |
| 無料お試し | 10日間 | 10日間 |
月額料金表は次のとおり。

WordPressを快適に運用するならハイスピード以上が現実的な選択肢。1ヶ月契約は1,430円、12ヶ月契約は1,045円です。エックスサーバースタンダードの12ヶ月契約1,100円とほぼ同水準で、料金単体だと差は55円ほどしかありません。
ロリポップ!の場合、7世代バックアップが440円/月、クイック認証SSLが2,016円/月〜の有料オプションになっています。
詳しい人エックスサーバーは自動バックアップ(データの定期的な自動保存)・無料独自SSL(通信の暗号化)が標準装備のため、機能まで含めて比べると同等以上の価値があるという見方もできるでしょう。
エックスサーバーとさくらのレンタルサーバの料金比較


さくらのレンタルサーバはさくらインターネットが提供する老舗のレンタルサーバー。ご利用件数56万件突破、稼働率99.99%以上と、コストを抑えながら安定運用したい方に支持されています。
エックスサーバー(スタンダード)と、さくらのレンタルサーバ(スタンダード)の主な項目を比較します。
| 項目 | エックスサーバー(スタンダード) | さくらのレンタルサーバ(スタンダード) |
|---|---|---|
| 月額(最短契約) | 1,320円(3ヶ月) | 660円(毎月払い) |
| 月額(12ヶ月) | 1,100円 | 550円 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD | 300GB SSD |
| 自動バックアップ | 標準(無料) | 標準(バックアップ&ステージング機能) |
| 無料独自SSL | 標準(Let’s Encrypt) | 標準(Let’s Encrypt) |
| 無料お試し | 10日間 | 14日間 |


スタンダードの12ヶ月契約は月額換算550円。エックスサーバーの半額以下で利用できる計算で、料金単体ならさくらに軍配が上がる構図です。
さくらにはWordPress向け以外のプランも用意されています。


メールだけ使いたい方向けの「メールボックス」(12ヶ月一括での月額換算110円)や、IP専有のビジネスメール、OS専有のマネージドサーバまでラインナップが広いのが特徴。用途特化の安いプランを選びたい方には魅力的な選択肢といえます。
ただ、WordPressでブログ・サイトを始めるならスタンダードプランが基本選択肢。スペック・サポート体制で違いが出やすく、エックスサーバーが選ばれる場面が多いのも事実です。
単純な月額比較では割高、機能込みなら平均並み
ここまでの比較を整理すると、エックスサーバーが「高い」と感じられるのは月額単体の数字だけを見たときに限られるという結論になります。
- 通常料金(月額上限)で比べるとConoHa WINGよりむしろ安い
- ロリポップ!ハイスピード12ヶ月契約とは55円差で、標準機能を含めると同等以上
- さくらのレンタルサーバ(550円)と比較すると確かに高め
- ただしバックアップ・WAF・無料SSLなどが標準装備で、追加オプション費を含めると差は縮まる
「月額の安さだけ」を最優先するならさくらやロリポップのライト〜スタンダードが候補になります。WordPressで本格的にブログ・サイトを運営する前提なら、機能標準装備で運用コストが読みやすいエックスサーバーが現実的な選択肢です。
エックスサーバーの料金プラン|スタンダード・プレミアム・ビジネスを比較


エックスサーバーにはスタンダード・プレミアム・ビジネスの3プランがあります。初期費用は全プラン0円で、最短は3ヶ月契約。1ヶ月契約は用意されていません。
ここからは1ヶ月相当(最短3ヶ月契約)と12ヶ月契約の料金を中心に、プランごとの内訳を整理します。
月額1,100円から使えるスタンダードプラン
スタンダードは個人ブログ・小〜中規模サイトに向けたエントリープラン。年間費用は12ヶ月契約で13,200円(1,100円×12ヶ月)という計算です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(最短/3ヶ月契約) | 1,320円 |
| 月額(12ヶ月契約) | 1,100円 |
| 年額(12ヶ月) | 13,200円 |
| 初期費用 | 0円 |
| ストレージ | 500GB(NVMe SSD) |
| メモリ(リソース保証) | 8GB |
| vCPU(リソース保証) | 6コア |



WordPressブログを始めるならまずスタンダードでOK。個人ブログや小〜中規模サイトであれば十分こなせるスペックです。物足りなくなってからプレミアム以上にアップグレードすれば十分です。
ストレージ・メモリが拡張されたプレミアムプラン
プレミアムは、スタンダードよりストレージ・メモリ・vCPUが上乗せされた中位プラン。複数サイトを並行運営したり、画像・動画を多めに扱うサイト向けです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(最短/3ヶ月契約) | 2,640円 |
| 月額(12ヶ月契約) | 2,200円 |
| 年額(12ヶ月) | 26,400円 |
| 初期費用 | 0円 |
| ストレージ | 600GB(NVMe SSD) |
| メモリ(リソース保証) | 12GB |
| vCPU(リソース保証) | 8コア |
スタンダードからストレージは100GB、メモリは4GB、vCPUは2コア増える計算。高負荷サイトや複数サイトを並行運用する場面向けの位置づけで、個人ブログ用途で必要になるケースは多くありません。
法人向けの機能が揃ったビジネスプラン
ビジネスは法人サイト・大規模サイト向けのハイエンドプラン。Web改ざん検知やセコムセキュリティ診断などの法人向け機能が標準で付属します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(最短/3ヶ月契約) | 5,280円 |
| 月額(12ヶ月契約) | 4,400円 |
| 年額(12ヶ月) | 52,800円 |
| 初期費用 | 0円 |



ビジネスプランは月額換算でスタンダードの約4倍。一見高く見えますが、Web改ざん検知やセコムセキュリティ診断など法人向け機能が標準で含まれることを踏まえれば、他社の上位プランやオプション込みの料金とあわせて検討したい価格帯です。
個人ブログならスタンダードで十分
3プランの違いは主にストレージ・メモリ・付属機能の差で、個人〜小規模サイトの運営ならスタンダード一択でほぼ困らないのが実情です。
- 個人ブログ・副業ブログ → スタンダード
- 中〜大規模サイト・複数サイト運営 → プレミアム
- 法人サイト・コーポレートサイト → ビジネス
エックスサーバーは契約後にプラン変更も可能なので、まずスタンダードで始めて、必要になってから上位プランに切り替える運用が無理のない選び方です。
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エックスサーバーの料金を安く抑える4つの方法
エックスサーバーは契約方法と特典の使い方次第で、月額単価を抑えながら使えるようになります。代表的な4つの方法を紹介します。
12ヶ月契約で月額単価を下げる
エックスサーバーは契約期間を長くするほど、月額単価が下がる料金体系になっています。3ヶ月契約と12ヶ月契約で比較すると以下のとおりです。
| 契約期間 | スタンダード月額 | 3ヶ月との差 |
|---|---|---|
| 12ヶ月 | 1,100円 | -220円/月 |
12ヶ月契約にするだけで月額220円、12ヶ月分で2,640円安くなる計算。本格的にブログ運用するなら12ヶ月契約からのスタートが結果的にお得です。
用途に合った最安プランから始める
「最初からプレミアムにしておこう」と上位プランを選ぶ方もいますが、個人ブログならスタンダードで十分こなせるケースがほとんど。月額1,100円差が積み上がると12ヶ月で1万3,200円の差になります。
エックスサーバーは契約後のプラン変更(アップグレード/ダウングレード)にも対応しているため、必要になってから上げる方が経済的です。
永久無料ドメイン特典でドメイン代をゼロにする


エックスサーバーには独自ドメインが最大2つ永久無料になる特典があります。.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz などの人気ドメインが対象で、サーバー契約中はずっと更新料0円。
- スタンダード:12ヶ月契約で1つ/24ヶ月以上で2つ無料
- プレミアム・ビジネス:契約期間を問わず2つ永久無料(プレミアム・ビジネスは .jp も選択可、ビジネスはさらに .co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp も対象)
通常、独自ドメインの取得・更新には年間1,000〜3,000円ほどかかるのが目安(TLDやキャンペーンで変動)。1ドメイン無料化で年間最大3,000円、2ドメインなら最大6,000円の節約になります。
WordPressクイックスタートで初期費用を抑える
エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」は、申し込み時にドメイン取得・SSL設定・WordPressインストールまでまとめて完了する機能。別途ドメイン取得費や移行作業の手間が省けます。
選び方の目安は次のとおり。
- 設定が苦手で最短で始めたい → クイックスタートを選ぶ
- 試用してから本契約を判断したい → 通常申し込み(10日間無料お試し)を選ぶ



クイックスタートを使うと10日間の無料お試しが使えなくなる点だけ注意してください。
エックスサーバーの追加料金・オプション料金で見落としがちな項目
「月額料金以外でいくらかかるのか」を事前に把握しておくと、後から慌てずに済みます。代表的な追加料金を整理しました。
ドメイン追加・更新にかかる費用
永久無料ドメイン特典の枠を超えて独自ドメインを追加する場合、通常のドメイン取得・更新料金がかかります。年間1,000〜3,000円ほどが目安(TLDやキャンペーンで変動)です。
- .com:年間1,500円前後(目安)
- .net:年間1,500円前後(目安)
- .jp:年間3,000円前後(目安)
エックスサーバーの管理画面から取得・更新の手続きが完結するため、ドメインレジストラを別途用意する必要はありません。
高速・有料SSLにかかる費用


無料独自SSL(Let’s Encrypt)は全プランで標準装備のため、通常のWordPressサイト運営では追加SSL費用は発生しません。
ただし、企業認証SSL(CloudSecure 企業認証SSL:年間33,000円〜)やEV SSL(CloudSecure EV SSL:年間83,600円〜)が必要な場合は別途費用がかかります。企業の実在性を証明したいコーポレートサイトや、クレジットカード決済を扱うECサイトで個人情報の信頼性を担保したい場合に検討する項目です。
セットアップ・移転代行を依頼する場合の費用
サーバーの初期設定や他社からの移転を自分でやるのが不安な方向けに、エックスサーバーは有料の代行サービスを用意しています。


- まとめて初期設定(CMSインストール+メール+ドメイン):33,000円
- CMSインストールのみ:5,500円
- メールアドレス作成のみ:5,500円
- 独自ドメイン設定のみ:5,500円


サーバー移転代行は通常料金で1サイトあたり33,000円(5営業日)。WordPressサイトの場合はデータベースも一緒に移行してくれます。キャンペーン期間中は無料となるケースもあるため、申し込み前に最新情報を確認してください。



代行サービスは「使わなくても問題ない」位置づけ。コントロールパネルから自分で進めればコストを抑えられるので、操作に抵抗がない方は自力でのセットアップを試してみてください。
エックスサーバーの料金・支払いに関するよくある質問
エックスサーバーの料金・支払いまわりで質問が多いものをまとめました。
エックスサーバーは月払い(1ヶ月契約)に対応していますか?
月払いには対応していません。最短は3ヶ月契約で、長期になるほど月額単価が下がります。短期で試したい場合は10日間の無料お試し期間を活用してください。
エックスサーバーの年間費用「13,200円」は何の料金ですか?
スタンダードプランを12ヶ月契約(月額1,100円)した場合の年額です。1,100円×12ヶ月=13,200円となります。
エックスサーバーのプラン変更はできますか?費用はかかりますか?
プラン変更(アップグレード・ダウングレード)はコントロールパネルから申請できます。アップグレード時は差額分が請求され、ダウングレードは契約更新のタイミングで反映される形です。
解約した場合、契約期間中の残金は返金されますか?
エックスサーバーは原則として途中解約による返金はありません。契約期間満了までは利用でき、満了時点で自動的に解約となります。
エックスサーバーの支払い方法は何がありますか?
支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- 翌月後払い(Paidy)
- コンビニ払い
- 銀行振込
- ペイジー
- プリペイド決済
支払日はいつですか?支払いをしないとどうなりますか?
契約の利用期限までに支払いが必要です。自動更新の場合は利用期限月の20日〜末日にかけて順次処理されます。期限内に支払いがないと利用停止となり、長期間放置すると最終的にデータも削除されます。停止後でも一定期間は復旧可能なため、慌てずサポートに連絡してください。
旧プラン「x10」を契約していますが、今後どうなりますか?
旧x10プランは現在の「スタンダード」にリブランディングされており、契約は引き続き有効です。スペック・料金体系も現行スタンダードと共通化されています。
永久無料ドメイン特典の条件を教えてください。
スタンダードプランは12ヶ月以上の契約で1つ、24ヶ月以上で2つが永久無料の対象になります。プレミアム・ビジネスプランは契約期間を問わず2つ永久無料(JPドメインも選択可)です。
エックスサーバーの料金は本当に高いのか|まとめ
エックスサーバーの料金を、他社比較・全プラン詳細・安く使う方法・追加料金の4つの角度から見てきました。
ポイントを振り返ります。
- 通常料金(月額上限)で見ると、ConoHa WINGより安く、ロリポップ!ハイスピード12ヶ月契約とほぼ同水準
- スタンダード12ヶ月契約は年額13,200円
- 12ヶ月契約と永久無料ドメイン特典を組み合わせれば、ドメイン代込みのコストを抑えられる
- 自動バックアップ・WAF・無料SSLが標準装備のため、機能込みのトータルコストでは平均並み
単純な月額表示で「高い」と感じても、機能と契約方法を踏まえれば実質コスパは決して悪くないというのが結論です。とくにWordPressブログを長期で運営する前提なら、機能標準装備で運用コストが読みやすいエックスサーバーは現実的な選択肢になります。



最安重視なら、ハードルの低いさくらのレンタルサーバ(月額550円)も候補に入れて比較してみてください。「速度・安定性・サポートまで含めて選びたい」方には、エックスサーバーが落としどころになりやすい構図です。
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